2014年

8月

03日

Rossi用ハードケース (クラリネットケース)

クラリネット&サックス奏者の高野猶幸さんのオーダーで製作したクラリネットケースです。

高野猶幸さんはビッグバンドやコンボでの演奏、そして作曲/編曲家としても多方面で活躍されており、私も大好きなプレイヤーなのです。

そして高野さんのクラリネットは南米チリでRuis Rossiという職人さんが作る最高級ハンドメイド品。かのPaquit D'Riveraも愛用する名機であります。

ところがこのRossi、通常分割可能な主管の上下が一体の為普市販のケースには入りません。しかも純正ケースは大きくて重い。

そこで、コンパクトで軽量なハードケースをというご要望を受けて製作しました。

 

ケース本体はベニアで作った箱の内側にトラス(斜め格子)状の補強を施したもの。

外装はブラウンのタンニン鞣しのキップ(生後半年〜2年未満の牛革)と補強用の生成りヌメのツートン。

ヌメ革はあえて経年変化の少ないものを使用しています。ガッチリ経年変化してしまうとツートンじゃなく茶色一食になっちゃうから^^;

 

ショルダーベルトとハンドルも本体に合わせたツートン仕様です。

Rossi本体(主管、ベル、バレル)の他に予備のバレル1つ、キャプを付けた状態のマウスピース1つ、小物とショルダーベルトが収納できます。(写真の楽器はYAMAHAです。)

内装は発泡スチロールのベースに低反発ウレタンを要所に入れ、ベロア張りで仕上げました。

サイズは504 x 107 x 174 mm、重量1240g(ショルダーベルト含む)

クッションの入った革トランクとしてはかなり軽量な部類だと思います。

 

 

高野猶幸さんから写真を頂きました!

クラリネットには珍しいローズウッドのRossiがみっしりと収まってます。

組み上げたRossiとのツーショットです。

 

ハンドメイドのRossiを護るハンドメイドのハードケース。

 

やはり楽器というものは須らく革のハードケースに入っているべきだと思うのであります。

 

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コメント: 2
  • #1

    rodo (木曜日, 14 8月 2014 02:31)

    素晴らしい。
    ハンドメイドの良さが随所にあらわあれている逸品ですね。

  • #2

    谷脇 達也 (木曜日, 14 8月 2014 23:34)

    rodoさん
    コメントありがとうございます。
    内装も外装もパーツもデザインもプロ奏者である高野さんとディスカッションを重ねました。こういう物作りができるのはフルオーダーのハンドメイドならではですね。